ストシーからの提案


夫に愛されなかったセーター(の模様)(参考作品)


 この作品・・・どなたがご覧になってもバッグです。でも、バッグを作ろうと思って作った作品ではないんです。
 もとは何だったかと言いますと・・・・セーターです。
 これを上下にひっくり返して上にずっと編んで行くと、セーターの身ごろです。

 別に着古したわけじゃないんです。実はこれを編んでいた時は、裾のゴム編みから身ごろや袖につながる模様と言うのが私の中でブームになっていた時でした。そのままずっと同じ模様で身ごろを編めば良かったのですが、これは下からゴム編みを編み、身ごろは少しずつ変化した模様が3種類、段々重ねのようなのをデザインしてしまいました。

 これがイケなかった・・・・。

  どうもシルエットがきれいにならない。夫曰く「だるまみたいになる」とのこと・・・ううむ、確かに・・・。
 夫は段々このセーターを着てくれなくなりました。 それでこのだるまのお腹の部分の模様さえどうにかなれば・・・と思って、結局この部分の模様から下は切って、足りなくなった部分は彼の好きなかのこ編みで編むことにしました。それからは、前よりは着てくれるようになったみたい。

  で、困ったのは切っていらなくなった部分。捨てるのにはもったいないし、かといって続きを編むのも、ちょっとダルい。

  じーっと見続けることしばし。で、思い付いたのは、これ逆さにしたら裾のゴム編みがちょうどいい具合にすぼまってバッグになる!!!ということ。
 早速作業に取りかかったのですが、もとは男性用のセーター。幅が広いんです。そこで、取りあえず接着芯を貼り、模様がきれいに入るように気を付けつつ、左右の余分な部分は少し切りました。
  (一応ほつれ止めで接着芯を貼ってますが、念のためとじ代を5目くらいになるように。) もちろん裏布もつけてます。(だって糸しまつとか接着芯とか丸見えなんですもの)

  今では立派に私のお気に入りのお買い物バッグとして役目を果たしてくれています。

  これが私が作るのバッグの原形です。 今公開中のフリルのバッグもこれと同じ要領で作っています。
  (ちなみにこのバッグのボタンは夫のポロセーターのボタンとお揃いです。広い意味でペアルック?)

↓簡単に説明するとこういうことです↓



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