ストシーからの提案

「たらこ」と「しらみ」

　このタイトルをご覧になって「ホントに手芸のお話かしら？」と疑われた方もいらっしゃることでしょう。「たらこ」は刺しゅうの先生から聞いた言葉、「しらみ（ルース）」はニットでは有名な模様です。

　まずはこちらをご覧下さい。
（オンマウスで「たらこ」部分の説明、クリックで拡大します）
（オリジナル:笹尾多恵先生）

　この作品は手前味噌なのですが、私が刺しゅう教室で作ったバッグです。
　バッグ本体は完成品になっていて、それにキットに入っている大きなレースから自分の好きな場所を切り抜き、バッグに縫い付け、それにビーズ・スパン・カットグラスなどを刺しゅうしています。

　写真はあまりきれいに撮れていないので残念ですが、本当はキラッキラで、でもハデハデじゃないバッグです。
　左下側はレースをのせているのですが、右上側に何もないのは寂しいので、スパンコールにビーズをのせたものを散らすことにしました。（それも笹尾先生のアイディアです）
　お教室の時間内にはできなかったので、お家での宿題です。うふふ。結構お気に入りになりました。
　そして次のお教室の時間に先生に見ていただきました。すると先生曰く「ああ、うまく刺せてる。きれいきれい。これね、『たらこ』っていうのよ。ほら、『たらこ』が散ってるみたいでしょ？」とのこと。
　なるほど言われてみれば・・・。
（ホントは「『たらこ』が散ってるのは見たコトないぞ」なんてチラリと思っちゃったことは内緒です。）
　その後、詳しくは伺わなかったので、刺しゅうの専門用語なのか、先生が独自でそう呼んでるのか、海外でもそう言うのかなどはわからないのですが。今度機会があったら聞いてこようっと。

　そして、その時私が思い出したのは、ニットの「しらみ（ルース）」模様です。

　私の作品の中に「しらみ模様」のものがないので写真が載せられなくて申し訳ないのですが、ご存じのない方はコチラをごらんください。　　手づくりタウン

　こちらのページにある写真で、黒地に白くテンテンと模様が入っていますが、これを「しらみ」と言います。

　うむむ、確かに・・・気持ちはわかる・・・けど・・・「しらみ」って・・・・・・・・・
　実はこのネーミング、どうにかならないのかと以前から思っていました。
　「たらこ」も不思議だけど、「しらみ」はなんだか不潔な感じすらしますよね。

　どなたか有名な先生にバシッッと美しい名前をつけていただきたいものです。

※その後、この話題は掲示板で皆さんと楽しくお話した結果、ストシーでは「しらみ模様」をともこさん提案の「粉雪」と呼ぶことに決定しました〜!!

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