ストシーからの提案


ちょっとしたウラワザ


 知らなくても支障はないのですが、ちょっと知っていると便利な時があるかも♪
 横しまになるように色を替えながらゴム編みなどを編むときのウラワザです。

 まずこの下の写真をご覧ください。
 
 左の写真は、右の編み図を編んだ物です。
通常、よくある2目ゴム編みです。6段ごとに色を変えています。ここで気が付くのは、色を変えてすぐの段の前後の裏編み部分の色が混じって見えますよね。
これは裏編みの特徴で仕方がないことです。
でも「バシッと、クキッと、シャッキリしたしま模様を作りたいな」と思うときがあります。

 次にこちらの写真をご覧ください。
 
 これは上の写真と同じ様に見えますが、先ほど問題にした色を変えてすぐの段の裏編み部分の色が混じってないですよね。
何が変わったのでしょうか?
右の編み図をご覧になっていただくとわかるように、色を変えてすぐの段の全ての目を表編みにしているのです。
頭の中で考えると、表編みと裏編み、編み方が違うので2目ゴム編みには見えないのでは?と心配される方もいらっしゃると思います。でも実際ご覧になっていかがですか?ほとんど目立たないのではないでしょうか?

これはゴム編みでご覧になっていただきましたが、れもの作品ニットキャップのように表編みの代わりに交差模様を編んだものなどに応用が効くと思います。

さて、ここでもうちょっと考えて、「じゃあ、普通の裏メリヤスの色替えの時にも使えるのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。
ふふふっ、私も考えました。
では実際に見てみましょう。

6段ごとの色替えで2目ゴム編みではなく、裏メリヤス編みで編んだものです。
左が普通通りの色替え、右が色を替えてすぐの段に表編みを編んだ写真です。
 

表編みを追加した右の写真、いかがですか?
どちらかと言うと濃い色(茶色)〜薄い色(ベージュ)の色替えの方が薄い色(ベージュ)〜濃い色(茶色)の糸替えよりも目立たないかもしれないですね。
う〜む、これだけを見ると私はちょっと気にしちゃうかも。

でもこれは皆さんの個人的な好みでまったく良いと思うので、「ああ、全然オッケーだわっ」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうし、「これはちょっと使えないな」と思う方もいらっしゃって良いと思います。
また、模様によっては色が混じって見えるもの(左の写真)を模様として使いたい場合もあるでしょう。
だって太いボーダーの上下に細い線が入ってるみたいでこの模様だってナカナカです♪
みなさまもこんな風にいろいろと編み地で遊んで、ご自分のイメージに合う模様を見つけてくださいね♪



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